皆さんは最後に歯科医院で**メンテナンス(定期検診)**を受けたのはいつですか?
「痛みがないから大丈夫」と思っていませんか?
実は、痛みが出たときにはすでに進行している病気が多いのが、お口の中の病気の特徴です。特に「虫歯」や「歯周病」は、初期段階では自覚症状が少ないため、発見が遅れると大きな治療が必要になったり、歯を失う原因にもなります。
本記事では、なぜ歯科での定期的なメンテナンスが必要なのかを、科学的根拠やデータに基づいて詳しく解説します。
「一生自分の歯で過ごしたい」と考えるすべての方に読んでいただきたい内容です。
目次
- 歯科メンテナンスとは?
- 虫歯や歯周病の原因
- なぜ定期的なメンテナンスが必要なのか?
- メンテナンスで行われる主な処置
- 日本と欧米の予防意識の違い
- メンテナンスを受けた人と受けていない人の違い
- 林歯科医院が行う予防プログラム
- よくある質問(Q&A)
- まとめ|健康な歯を守るために今すべきこと
1. 歯科メンテナンスとは?
歯科メンテナンスとは、口腔内の健康状態を保つために、定期的に歯科医院で行う予防処置のことです。
一般的には3〜6か月に一度、歯科衛生士や歯科医師による専門的な清掃(PMTC)や検査、生活習慣のアドバイスなどが行われます。
ポイントは、「治療」ではなく「予防」に焦点を当てているという点です。
2. 虫歯や歯周病の原因
虫歯や歯周病は、細菌による感染症です。特に以下のような要因が絡み合って発症します。
- プラーク(歯垢)内の細菌の増殖
- 磨き残しによるバイオフィルムの形成
- 糖分の摂取頻度が高い
- 唾液の量や質の低下
- 不十分なセルフケア
これらのリスク要因は、自宅での歯みがきだけでは完全に除去できないことが多いため、プロによるケアが不可欠になります。
3. なぜ定期的なメンテナンスが必要なのか?
● 自覚症状のないうちに病気を早期発見できる
虫歯も歯周病も、初期はほとんど症状がありません。痛みや腫れが出たときには、すでに進行していることが多く、歯を削ったり抜いたりしなければならないケースも。
定期的な検診では、肉眼やレントゲンによって初期の病変を早期発見できます。
● 治療費の節約につながる
メンテナンスを怠った場合、病気が進行してから治療が必要になります。
たとえば、
- 虫歯の初期治療:数千円
- 神経の治療+クラウン:数万円〜10万円以上
- インプラント:30万円以上
予防にかかる費用<治療にかかる費用ということは、厚生労働省の資料や保険データからも明らかです。
● 歯を失うリスクを減らせる
高齢になっても自分の歯で食事ができるかどうかは、40〜50代でのメンテナンス習慣にかかっているといっても過言ではありません。
4. メンテナンスで行われる主な処置
林歯科医院などの予防歯科では、以下のようなメンテナンスを行います。
項目 | 内容 |
---|---|
口腔内診査 | 歯や歯ぐき、噛み合わせのチェック |
歯周ポケット検査 | 歯周病の進行度の測定 |
PMTC(プロによる清掃) | 専用器具で歯垢・バイオフィルム除去 |
フッ素塗布 | 虫歯予防の強化 |
生活習慣のアドバイス | 食生活や歯みがき指導など |
5. 日本と欧米の予防意識の違い
欧米諸国では「治療より予防」という考え方が主流で、定期メンテナンスの受診率が8割を超える国も多くあります。
たとえばスウェーデンでは、国民の約90%が定期メンテナンスを受けており、80歳で平均20本以上の歯を保っているという調査結果も。
一方、日本の定期受診率は約30%程度(日本歯科医師会調査)。
このギャップが、将来的な歯の喪失や医療費の差にも影響しています。
6. メンテナンスを受けた人と受けていない人の違い
● 生涯医療費に差が出る
ある研究では、メンテナンスを継続して受けている人のほうが、総医療費が少ないというデータが出ています(厚労省:健康寿命と予防医療に関する調査より)。
● 歯の本数にも差
8020達成者(80歳で20本以上の歯を保っている人)は、定期メンテナンスを続けてきた人が圧倒的に多いです。
7. 林歯科医院が行う予防プログラム
瀬戸市にある【林歯科医院】では、患者さまの健康を守るために予防歯科に力を入れています。
- 歯科衛生士による個別ケア指導
- iTeroスキャンによる歯列変化の可視化
- 唾液検査によるリスク評価
- MFT(口腔筋機能療法)を用いた再発予防
- お子様から高齢者まで対応可能なメンテナンス体制
地域に根ざした歯科医院として、「痛くなる前の受診」を推奨しています。
8. よくある質問(Q&A)
Q:歯みがきをしっかりしていれば、メンテナンスは必要ないのでは?
→ A:歯ブラシでは歯垢の6割程度しか除去できないといわれています。バイオフィルムや歯石は、専門的な器具でなければ除去できません。
Q:どれくらいの頻度で通えばよいですか?
→ A:リスクの高い方は3ヶ月に1回、リスクの低い方でも6ヶ月に1回が目安です。
Q:痛みはありますか?
→ A:基本的には痛みはありません。むしろリラックスして受けていただけるよう心がけています。
9. まとめ|健康な歯を守るために今すべきこと
歯科メンテナンスは、「歯を守るための習慣」であり、「未来の自分への投資」です。
- 治療ではなく予防の時代へ
- 痛くなる前に通う習慣が大切
- 生涯にわたる医療費削減にも貢献
瀬戸市で定期検診をご検討中の方は、ぜひ林歯科医院までお気軽にご相談ください。
あなたの「健康な歯で一生過ごす未来」をサポートします。
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